廊下友達

廊下ですれ違う時に目くばせをしたり手を挙げて「よっ」と挨拶を交わすだけの友達がいる。

姉に話したところ、そういう関係の友達のことを「よっ友」ということが判明した。友達をタイプで分類するのもあれだが、最近「よっ友」がめんどくさくなってきた。

廊下ですれ違うたびに「よっ」って挨拶をしなきゃいけない。きっかけはもう忘れた。学校での接点も微妙に離れていておそらく交流を持つこともない。相手のことを何も知らない。

かといって突然この挨拶をやめるというのも、いかがなものか。これから友達以上恋人未満レベルの最高に微妙な関係を続けなければいけないのか。最高のよっ友になりそうだな。

そういえば名前もわからねえ

 

他人以上知人未満という存在はどうも扱いに困る。そんなこと言うのなら話しかけて仲良くすればいいじゃん。という声が聞こえてきそうだが、少なくとも私はがっついてるみたいで嫌だし。

 

いやコミュ症の言い訳じゃねえよ

違う 絶対違う

 

切り捨てようと思っても、廊下ですれ違うたびに気まずくなるだけだろう。教室も微妙に離れているせいか、一日に一回はすれ違ってしまう。まじでどうしよう。